微妙に左右の色が違う私の前歯・・・

中学生の頃、朝起きて鏡を見て絶叫した。

昨日は確かにあったはずの右の前歯が半分ないのだ。
朝起きてすぐ、息が漏れている感じがして「何か変だ」と鏡を見て、事態の深刻さに愕然とした。

思春期で自意識過剰真っ盛りの女子中学生だった私。
前歯が半分ない状態で登校など絶対できない。

幸い我が家は共働きの両親で、私が登校する時刻には既に両親は仕事に行った後だったので、学校はすぐに休むことに決めて、開院前の歯医者さんへ直行。
ドアが開くのを今か今かと待ち構えた。

一番に診察してもらうと、先生は苦笑いしながら、「ここまでなるまで放っておいたらいかんわな」と一言。
だって、歯が半分なくなるまで痛くも痒くもなかったんです。
そう訴えても、「学校で歯医者に行けって紙もらわなかった?」と。
あーー・・・そういえば集団検診受けた後に何かもらったような。
でも、痛くないし、まぁいいかと放っておいた。
それが、この結果か。

それから半年以上にわたる虫歯治療が始まった。
前歯だけでなく、たくさんの虫歯があったようで、実に長い通院だった。

しかも、前歯に限っては保険がきかない。
親にも散々怒られ、呆れられ、踏んだり蹴ったりだった。

あれから数十年。
今も右の前歯は差し歯である。
社会人になって初めて頂いたボーナスで、ちょっと高めの歯に入れ替えたけど、どうしても左の前歯と全く同じ色にはならず、微妙に白い私の差し歯。
笑顔の写真を撮るたびに前歯が気になって、私の自意識過剰は今も健在。

今、二人の子持ちになった私は必死に子供たちに説く。
「お母さんみたいにならないように、食べた後寝る前には必ず歯磨きを!」
このセリフを言うたびに情けなくて涙が出そうになる私である。

【参考サイト】ちゅらトゥースホワイトニングは研磨剤不使用の自宅用ホワイトニング
【URL】http://www.thepopcapreview.com/